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論文

放射線物理化学過程に関する最近の進展(後編)

甲斐 健師; 横谷 明徳*; 藤井 健太郎*; 渡邊 立子*

放射線化学(インターネット), (106), p.21 - 29, 2018/11

放射線によりDNAの数nm以内に複数の損傷部位が生成されると、細胞死や染色体異常のような生物影響が誘発されると考えられている。本稿では、電子線トラックエンドにおいて生成されるDNA損傷が関与する生物影響の誘発について、われわれが進めたシミュレーション研究の成果を解説する。その結果から、1次電子線照射によりDNA鎖切断を含む複数の塩基損傷が1nm以内に密に生成され、その複雑損傷部位から数nm離れた位置に2次電子により塩基損傷が誘発されることが示された。この孤立塩基損傷部位は損傷除去修復が可能であり、結果として鎖切断に変換されるため、1次電子線により生成された鎖切断と合わせ、最終的にDNAの2本鎖切断が生成され得る。この2本鎖切断末端は塩基損傷を含むために修復効率が低下し、未修復・誤修復により染色体異常のような生物影響が誘発されることが推測された。本シミュレーション研究の成果はDNA損傷の推定のみならず放射線物理化学過程が関与する現象の解明にも有益となる。

論文

わかりやすい放射線物理学; 改訂3版

多田 順一郎*; 中島 宏; 早野 龍五*; 小林 仁*; 浅野 芳裕*

わかりやすい放射線物理学; 改訂3版, 305 Pages, 2018/03

本書は、放射線物理学の入門書である。高校卒業程度の学力のある読者を対象に、「高校の物理と放射線物理学をつなぐ」というコンセプトの下に、定性的な説明を主体としたできるだけ平易な解説を行っている。本書は、「放射線物理とは何か」から始まり、特殊相対性理論入門、量子論入門、原子及び原子核の構造、放射線、放射能、放射線と物質との相互作用、加速器、放射線量などの12章から構成される。

報告書

JAERI TANDEM & V.D.G. annual report 1992; April 1, 1992 - March 31, 1993

原子炉工学部

JAERI-M 93-174, 174 Pages, 1993/09

JAERI-M-93-174.pdf:4.43MB

本年次報告は、原研タンデム、バンデグラフ加速器で、1992年4月1日から1993年3月31日までに東海研で行なわれた研究活動をまとめたものである。1)加速器運転と研究開発,2)原子分子物理、固体物理及び材料の放射線効果,3)核化学,4)軽イオン核物理,5)重イオン核物理の5部門にまたがる41編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学等との協力研究リストを収録している。

報告書

JAERI TANDEM, LINAC & V.D.G. annual report 1991

物理部

JAERI-M 92-124, 204 Pages, 1992/09

JAERI-M-92-124.pdf:5.85MB

本年次報告は、原研タンデム、リニアック及びバンデグラフ加速器で、1991年4月1日から1992年3月31日までの間に東海研で行われた研究活動をとりまとめたものである。1)加速器運転と開発研究、2)原子分子物理、固体物理及び材料の放射線効果、3)核化学、4)軽イオン核物理、5)重イオン核物理の5部門にまたがる44編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学等との協力研究リストを収録している。

口頭

最先端の物理的・化学的手法から探る凝縮相の放射線分解・反応ダイナミクス; 趣旨説明

甲斐 健師

no journal, , 

水の放射線分解・反応の実験的・理論的研究は、これまで数多くなされてきたが、物理過程と化学過程の整合性は未だ取れていない。そこで、放射線物理と化学の融合を目指した理論的研究に取り組んできた。その研究成果により、凝縮相特有の現象である分極効果を考慮することで、化学過程の実験結果と整合性のとれる放射線分解ダイナミクスシミュレーションが可能になりつつある。そこで、大学や研究機関の放射線物理・化学に精通した研究者と協力して、物理と化学の両観点から放射線作用について深く議論することを目的としたシンポジウムを企画し、日本物理学会へ提案し、これが採択された。本発表では、「最先端の物理的・化学的手法から探る凝縮相の放射線分解・反応ダイナミクス」というタイトルで、シンポジウムの趣旨説明を行い、水の放射線分解研究の最前線を紹介するとともに、放射線物理と化学が融合した研究の重要性について解説する。

口頭

放射線物理

古田 琢哉

no journal, , 

放射線は高いエネルギーを持つ電磁波もしくは粒子で、原子反応もしくは原子核反応を起こすことができるものと定義できる。主な放射線として、光子線(X線、ガンマ線)、電子線、陽子線、重粒子線、中性子線があるが、物質との相互作用の違いにより、各種放射線の物質内での挙動は異なる。本講義では各種放射線の相互作用について、簡単に解説するとともに、モンテカルロ放射線挙動解析コードPHITSを用いて各種放射線の物質内での挙動をシミュレーションした結果を示す。医学物理の知識を持つ聴衆に対し、シミュレーションを通して、各種放射線の挙動を実感してもらうことを目的に講義を実施する。

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